パチンコ企業と海物語

パチンコ店が何によってどのように利益を得ているのか、
また何を見て利益の数字を見込んでいるのか？
それは「打ち込み（稼動数）に対する釘調整」です。

台のスペック x 営業釘 x 一日平均の打ち込み　で理論値を出す。
それが見込みの利益で、逆の立場がパチプロです。
彼らは店がサービスしている台でプラスの期待値を出します。

台は勝手に乱数を拾うだけです。オカルトでは勝てません。
店側の遠隔操作や （台の大当たり確率を操作できるという意味で
使われる）俗に言うホルコンというのも
「言葉だけは耳にする」という程度で、あなたが今打っている店が
そうである可能性は極めて低く 不安（期待？）を抱くには
馬鹿馬鹿しいくらい実際その数は少ないと思います。*7
（調査したわけではないので「思います」という表現にとどめます）

オカルトも店の出玉操作も無く パチは釘　スロは設定。
この一般論はどこまで行っても正論です。
仕事帰りに ふぁーっと打ちに行って座った台では、
（それを一年続けてみて下さい）機械割通りに
またはその店が見込んでいる割り数通りに負けてます。

試しに「海物語」もしくは「新世紀エヴァンゲリオン」あたりで
通いの店のボーダーラインを算出してみてはどうでしょう？

*7  ちなみに遠隔装置は一台６０万円+ハーネス一個５万円だと
　　　聞いたことがあります。

小さい店ひとつ遠隔できるようにするためには２億円掛かるそうです。
勿論これもあくまで聞いた話なので裏を取っているわけでは
ありませんしその曖昧な知識を元に記事を進めている自分を
どうかとも思いますが、「工事も含め 新台入れ替えのように
手軽なものではない」という部分だけ言いたいのです。 

遠隔で（大当たり確率がつまり）店の出玉が操作出来るのなら
毎日釘叩く必要ありませんよね。

「新店舗が三年も経たない内に潰れてしまう」なんてリスクは
パチンコに限らずどの業種にも憑いてまわるものなのに、
その装置を装備するのに数億という追加投資をいったい何年で回収
するつもりなのかって考えてみると、ホルコンやら遠隔やらと言う前に
地域の人口と将来の増減・ターゲットとなるユーザーの割合・交通・
その人種の平均所得及び当ジャンルに割り当てられる可能な
支出月額などをシミュレーションするマーケティングのリサーチを
行うべきですよね、自分達で出来なければ専門の企業を使う。
「魔法の装置で一攫千金を夢見る」のが企業ですか？
「企業を雇って結果を出させる」のが企業だと僕は思うんですが・・

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