スタッフの業務と時給を厳しく見直す

手が空いたら直ぐ掃除を始める店ってありますよね。

暇なら帰した方がお得です。

ゴミ捨てやトイレ掃除、自転車整理などの雑用を

ホールスタッフにやらせるのも無駄です。

時給1300円からでお掃除やらせている事になってます。

プロの掃除屋に支払う金額ですよ、それ。

簡単には表示の時給を与えない。

昔から今も

パチンコ店のスタッフなんて

店に気に入られれば社員役職者に昇格できます。

当時目をかけてくれた上司が呆気なく離職し

今は子分がそのポジション。

これはパチンコ業界に限らず何処にでも良くある絵なんですが、

これで最低限分かる事は

これらはスタッフとしての品質と

リテラシーの今後の伸びしろを保証するものではない

ということです。

上司にとっては良いやつでも

お客様にとっては嫌な奴だったら

お店は自然に客足を遠ざけます。

まあ、実際はそんなことはありません。

稼働を落とすのは店員ではなく

責任者です。

パチンコ店にとって

接客と経営は地続きであるが

個々には無関係。

こんな言い方で止めておきます。

分かりやすいのは

その店員が１日何人のお客様に声を掛けられているか？

をカウントする事です。

話かけているではなく

話かけられている回数です。

間違いなく今後のパチンコ業界において

店員に求められている能力は

玉流しの段取りを

スムーズに消化するために

指示を飛ばすリーダーシップではなく

出ない台の愚痴のひとつも

言いやすいキャラであったり

娯楽場におけるタレント性やキャストの能力です。

昔も今も、価値あるスタッフとはこの人種です。

ニコニコしてても

人と目を合わせないオナニー接客は

話しかけてくれる客の数を獲得できません。

仏頂面で島の中を歩いて

気に食わない事があればドル箱を

叩きつけるように置いて

人前で物に当たる女の店員なんか

たまに見かけるんですが、

即解雇したいところを

細かい時給の査定で改善へのプレッシャーを掛けます。

顧客目線になれない店員はもともと

先に言った

話しかけてくれる回数の

率の分母となる顧客数が少ないので

分子である回数も伸びません。

接客研修を外注する。

チェックする機関を作る。

これは客観性を高くすることで

査定をスムーズに運ぶ為です。

雑用はシルバー雇用に頼り切ります。

深夜時間帯の時給が発生しないように

閉店までの営業中にできること

開店前にやること

開店後の営業中でもできること

を精度を高く振り分けます。

育児中の若いママの雇用も

促進します。

ただし、シフトに穴を空けることが多いので

それを理由に時給を下げる事ができます。

彼女たちは

「赤ちゃんや幼児がいる」というだけで

面接で落とされるので仕事がなかなか決まりません。

パチンコ店の店員の仕事は

接客と防犯です。

それは常にひとり多い人数だからできる事なんです。

ママスタッフがいる日は

接客と防犯の品質が高く設定できることを意味しています。

主に

身嗜み・接客接遇・遅刻欠勤などの勤怠で

1300円と謳っていた時給を

1000円ぐらいまで落とすことは可能です。

若者というのは守らなくてはいけない自分の家庭が

ありませんから

仕事は長続きしませんし

ちゃらちゃらしたいからパチンコ屋を選んだ訳ですし

タイムマネジメントが未熟な学生気分の連中は

朝まで飲んで寝ちぎってしまいます。

進学からは逃げても学生と同じ事やっていたい

年頃ですから、真面目に働いて

スキルの高い店員とは

モチベーションからパフォーマンスに

至るまで個人差が激しいのが傾向としてあります。

同じ時給あげていて大丈夫なんですか？

まあ、「XXXXX」の時代にこんな事いうのは

だいぶ古いんですが

一応それは伏せておきます。