パチンコ系の経営コンサルタントって優秀?

目指せ4円パチンコの稼働アップ! ウチコミ10%増へ次のステップは? なんてこといつか言えたら良いけど..ホールとデータ、両方見るのが近道です。

パチンコ店、経費節減のアイデア

 

 

社内で従業員の意見を求めているときに、テキスト

プリントアウトして提出しても構いませんよ^_^

著作権は放棄していませんが、

販売目的でない社内利用はもちろんOKです。

 

さ、今回はパチンコ店における経費削減について。

正常な運営そのものが経費削減にあたるのだが、

取り敢えずアイデアだけでも知りたい

という方に。

 

まず、

ホール業務以外の作業を目一杯減らす。

 

ちょっとした注意や告知を掲示したいとき、

下手にそれが作れる起用な人がいると、

店全体の美観が崩れ、プロっぽさを損ないます。

 

広告代理店にお願いする事をお勧めします。

 

店内が掲示物・装飾だらけのお店は、

肝心な接客・防犯の業務がおろそかになりがちです。

 

店員がいつもお客様に背を向けて

何かの作業をしながらのホール人員である

というのは

「呼ばれるまで来ない」

と言い換えられます。

シグナルを受信するのが店員の接客業務なので

遊戯客は常に気をもむ状態。

顧客満足が達成し辛い店内と言えます。

 

掲示物の数も線引きを作って過剰にならない努力をしましょう。

煩雑だから伝わらないという性質を忘れずに、

店内のポスターベタベタは危険視しなければなりません。

 

 

掲示・装飾・雑用が無駄な経費である。

 

シンボリックにオブジェクトを1つだけ用意するのは

視覚効果を高めますが、現代人はモダンシンプルに

慣らされているので、昔ながらの賑々しいパチンコ屋の店内を

見るだけで、貧乏臭く感じるものです。

 

菊花・羽子板・大凧 など、ご当地名産の季節のお祭りに合わせて

お店でもひとつ用意し、店頭やロビーに飾るのは効果的ですが、

花満開の導入だからと言って、通路に桜のアーチを掛けてみました!

と言うのは直ぐに飽きられる手づくり感が貧乏臭いです。

 

 

 

ネット上ではありますが、これを自虐ネタに

変えている パチンコつる 

http://ameblo.jp/tsurumatubase/

は差別化が達成出来ていると言えますが、

狙えてない古さ、素人っぽさで

ユーザーにアピールできるものは何も在りません…

 

 

電気代の節約って意味あるの?

 

 

閑散店舗でたまに見られる

 

「お客様が座るまで台電源を上げない」

 

というのは年間数パーセントの節電になるみたいですね。

マルハンの省エネ対策のページを拝見いたしました。

一体どのくらいの規模の店舗でこれを言ったのかは不明ですが、

開店時間の30分後に電源を上げると

年間10万円分節電できるみたいですよ。

 

仮にマルハンの1000台クラスのお店の年間10万円の節電を

自店舗に置き換えると5万円。

と言っても、遊戯客が座るまでOFF状態な訳ですから、

閑散店舗に例えるとお昼頃にやっと、ホールスタッフ2人欲しくなる稼働

だったりする訳で、粗く2時間!

で見積もっても妥当ですね、すると年間20万円。

 

うんうん。

 

これは開店後電源を上げる手間と、閉店後全台電源スイッチを

手で落とす手間を人件費と捉えれば、きっと大赤字になると思います。

エコの為に行うマルハンと、経費節減の為にやる弱小店舗では

価値が真逆になります。

 

人を使うのはタダではないんですから。

 

台電でさえこうなのだから、その他家庭的な発想で行う

電気代節約のアクションは全て赤字だと思った方が良いですね、

あれは震災直後に業界がキメたポーズだった訳ですから。

 

すると四大経費の内のひとつ、電気代はなかなか節約出来ない、

という答えが出ました。

失礼、開店後30分おきに1台ずつ空調の電源を入れていく、

というのは是非やった方が良いですね、

手間が掛からないし、お客様思いなので。

 

 

次は家賃。これは無理。

持ちビルのワンフロアが使ってない倉庫や駐車場だというのなら、

テナントを入れて家賃収入を期待できますが…

 

 

次は機械代。

一番効果のある項目ですが、経費節減は機械代を確保したいから行う訳なんだし…

 

 

すると最後は人件費。

これはぶっちゃけ良いネタがたくさんあります。

本当に幾ら節約できるのか楽しみな項目でもあります。

しかし、500万の人件費を400万にすることは不可能です。

 

 

先ずは早番の時間帯のカウンタースタッフです。

自作のラミネート札や駐車券をハサミで切らせたりと

内職を申し付けやすい人手なんですが、

それが無いと置き物のように微動だにしない女性がひとり…

 

これは景品カウンター内に特殊景品を入れておく金庫を設置して、

自動払い出しの機械を1台導入すれば(そうでなくても)盗難の心配が

なくなりますので、昼過ぎまで景品カウンターに人員を

配置せずに済みます。暇な店ならではの考えですね。

 

開店前の機械の立ち上げなどは社員、役職者が行い、

カウンターの女の子は昼出勤です。

遅刻欠勤が多いスタッフの勤務時間を

差別的に減らす目的にも使えますし、

新人スタッフは最初皆んなそう

でも良いです。当人が出勤後

誰かがカウンターに入る形になります。

 

 

 

清掃、ゴミ出し、自転車整理、タバコの吸い殻回収、

トイレ点検、外回りのゴミ拾い、紙オシボリの補充などを

シニアスタッフにお任せする。

最低時給で雇えれば誰だって良いです。

 

ここで、認識を変える為の荒技をひとつ。

 

店内の隅々まで清掃が行き届いている状態は、別に開店時間前に

必ず完了している必要はない。

 

気分の問題でしょ?

 

そういう施設に限って事実が異なっている場合が多いです。

時間までに急いで終わらせなくてはいけないプレッシャーに

対して不充分な人手のせいで、現場では

如何に手抜きで早く終わらせるテクニックを身につけるか?

が、スキルになっていたりするからです。

 

開店前?閉店後?の全台清掃も

気持ちの問題。

事実、営業時間中は店員が最低限の空き台清掃をした状態が、

次の遊戯客に解放される遊戯環境な訳で、

これを閉店時間前の21:45まで誰かが

掛かりっきりで行い、残りを翌朝9時から始めても良いのです。

翌日の開店時間迄に、

モリモリのタバコの吸い殻、空き缶、ゴミなどが無ければ、

ひと気のない朝のホールを前日の夜と同じように

空き台清掃していけば、9割以上問題ない訳です。

 

プレミアムでもない事に対して10割の為に数倍の経費(時間と労力)を掛けるのがアマチュアの習性です。

 

おばちゃん2人が午前中のホールを、のんびりではないが

丁寧に掃除していきます。

ひとりは床、ひとりは台。

ひと段落したら駐輪場を整理し、トイレ点検を済ませて

前日のゴミ出し、再び空き台清掃を一周ローラーをかけます。

次に前日のタバコの吸い殻を回収してお客様休憩所の清掃、外回りのゴミ拾い。

お昼休憩の後はまた一周空き台清掃、データランプの上の埃や

分煙ボードのヤニ、台の上皿のレールを綿通し、椅子の脚に着いた靴の跡、

床と壁の隅に溜まった砂を細い器具を使って取り除きます。

気付いた汚れはその場でキレイにできるよう、

綿棒やブラシ、スプレーなどは常に持っていてもらう。

全て空き台だけやっていけば良いのです。

終わったら自動ドアのガラス、エスカレーターや階段の手すり、

ゴミ箱は汚れやすいので水拭き。

トイレの便器をみっちりと1日1回必ず全ての場所を

トイレクリーナーで洗浄、シンクを洗剤で擦って磨きます。

 

これら全てを最低時給でやってもらうのです。

なんなら元 開店前清掃に当たる部分が完了次第、ひとり帰しても構いません。

 

自分の身の周りの事も出来ない若いホールスタッフなんかにやらせるより、

高い水準のクリーンネスが提供できます。

 

 

開店前作業と閉店後作業に雑用と清掃がなくなると、

アルバイトスタッフの、遅い出勤、早い退社で人件費が節減できます。

 

中番という発想ではなく、稼働が上がる頃に出社して、引きの時間が過ぎたらサッサと帰す。

勤怠の悪いスタッフへの制裁と一石二鳥の工夫です。

 

特に遅番時間帯は深夜時給が付くので、コレを一部カット出来るのが大きな部分です。