パチンコ系の経営コンサルタントって優秀?

目指せ4円パチンコの稼働アップ! ウチコミ10%増へ次のステップは? なんてこといつか言えたら良いけど..ホールとデータ、両方見るのが近道です。

日曜日だから釘を締める の一部間違っている部分。

 

 

 


・週末は店舗にとって回収日に当たるので、全体的に調整・設定を下げて、利益を作ることを優先する。

 

・土日こそ店に良い印象を持って貰えるチャンスなので、暗にオススメ台を用意したり、最新台やジャグラーコーナーの調整・設定を上げるなどして出玉サービスする。

 


一体どっちなんだよ!!


こう思われた方はいませんか?

 


前者は遊戯客ひとりひとりの顔が見えない(分からない)から言える事。

後者はもともと運営のプランが無いせいでブレまくってる衝動的アクション。

 

どちらにしろいい加減なコンセプトなのです。

こういうのを、やってもよくならない、やらなくても悪くならない事

と言います。

 

 

出玉イベント全盛期には、土日イベントで盛んに煽られた経験が

あります。

角だけ6 とかのメリハリ設定で

結局、週末の行動を店側に決めさせられていただけだったのですね〜

という言い方が一般ユーザー目線の土日集客の過去だった訳です。

 

 

週末回収は、月の利益目標を上から詰められている時は正論になりますし。

それから解放された時に、常日頃 回収のプランについて精度高く

自分の中のコンセプトを育てる努力を怠っていた事が露呈します。

どちらも、普遍的スローガンでないところが

大変危険なモチベーションにはなっていますが。

 

ぶっちゃけ締めても開けても年間の利益に大差はない。

という乱暴な言い方ができる範疇の小さな事柄です。

 

 

「日曜日だから釘を締める の一部間違っている部分」全文

 

 

 

 

 

 

 

300台クラスの小型店の生き残り

 

 

先月 駅前の小さなパチンコ店が閉店しました。

4号機時代は古いジャグラーや羽根ものなどを大事に使い連日

高齢者で賑わう良いお店でした。

 

ビジネス街に道を挟んで反対側の繁華街に

大型デパートや居酒屋 ラーメン屋、ウィークリーマンションやホテルなどが

ひしめく一角に300台クラスの

今では小型のお店ですが、

集客に困るような立地ではありませんので、

大通りに面して大型店舗がふたつ参入した後も、しぶとく

根強いファンで支えられて

細細と営業していました。

 

低貸玉専門店としてユーザーに訴求した後は、

次々と大型店はその小さなお店の台数分

1ぱち5スロを設置し始めたので、

差別化と言えるものは何も無くなってしまったのです。

 

 

 

親の不動産会社の持ちビルで税金対策のために

20年以上も店舗利用していたものですから、

元々家賃というものがありません。

客付きを激しく落とした後もチェーン店から

中古台を譲ってもらう形で月に一度くらい新装オープンをしてはいました。

家賃無し。機械代なし。の最高の条件での営業、

返って羨ましいぐらいに思っていましたが、

1ぱちに15人、5スロ2スロに15人では利益と呼べるものは何も無かったのでしょうね。

 

レートや換金率をちょいちょい変えては

様子を見ていたようですが、私は

何もしない事がこの店の生きる道なのに…と観察していました。

 

本当に何もしない事

 

4号機時代 この店の稼働を支えていた機種は先に言った通り

古い筐体のジャグラーと玉ちゃんファイトなどの羽根ものでした。

当時は郊外でも超大型店の出店に苦しむ

古いいかがわしい外装の昔のパチ屋は

何故か台ばかりは今時がメインで

入れ替えが間に合わなかったみたいに....

 

 

 

本当に何もしない事で、何を残せたのか?

この記事の全文は

大型店に負けないホールに欠かせない機種構成

という表題の有料テキストにノウハウとして書かれている内容

の一部に当たります。

 

 

 

 

 


閑散店の稼働アップと一言で言っても

 

500台以下で4レート

4円パチンコ
1ぱち
20円スロット
5スロ

のホールと

 

300台以下で低貸し専門4レート

1ぱち
0.5ぱち
5スロ
2スロ

のホールで

やり方が同じな訳がない…

と思っていました。

結局ひとつのところに繋がる考え方をベースにしてはいますが、

それぞれのお店と環境に合った戦術があるというものだ。

という観念は私の誤解だったのかもしれません。


低貸し専門店にしたのに

客数シェアが期待していた通りにいかない…

という症状は

場合によっては講じる手立てがない、末期である事も考えられます。

今回は300台クラスの低貸し専門店の運営を分析しながら、

今後入金の伸びしろがある場合と、残念ながらそうでない場合の店舗を

振り分けてみたいと思います。

 

 

 

 


低貸し専門店の傾向として

 

・会社の持ちビルで地代家賃がかからない。

・フランチャイズの一部で系列店から中古台を無償で譲り受けられる。

 

などの有利な特権を担保にビジネスモデルを立てているお店が多いです。

 

ビルの構造次第では、ホールスタッフ2人が

景品カウンターの業務も兼任して、ドリンクは自動販売機の値下げ価格、

特殊景品は常に金庫の中で鍵掛け、タバコも自動販売機、

というスタイルも取れます。

パーソナルなら、来店して一度も店員に

用を伝えずに全てを完了して帰ることもあるので

事務所に1人の計3人で店を回す事もできます。

 

主な支出は人件費と電気代のみ…

無駄な広告宣伝費、店内装飾の為のホール業務以外の人件費・外注費用、

不相応な設備投資、これらが無ければ

運営できない店舗は無いと思える、超エコ経営なのですが、

当初の狙いに意外な落とし穴があります。

 

競合店の保有台数です。

 

過当競争に陥らないエリア

あくまで立地が良いという条件

が、店舗の生命線であったという事も

覚悟し、わきまえて初めて出来るプランでもありました。

 

台数シェア イコール 客数シェア

はいつまでもついてくる問題です。

実際我が身に置き換えても、1000台クラスの大型店舗が

ある日突然参入してきたら、どう足掻いても

このエリアの遊技人口から見て、自店舗の存続は

不可能であると判断せざる得ません。

 

いや、それでも場合によっては何とかなるんじゃないだろうか?

まだ、直面してはいない絶望的不利な条件で

効果を検証出来てはいない方法論は

手元にあるにはあります。

 


ぶっちゃけ理想的な営業は、

台数シェアを達成したあとにやれば良いのです。

 

また、箱さえ大きければ

中身は何でも構わない。

何をやっていても構わない。

やりたい放題だ!

 

というのが未だに残念なこの業界と

利用者の低い水準の期待度でもあります。

みんな我慢してパチンコを利用しているのです。

 

 

ところで

大型店舗の参入で、客足が遠のいたのは自店舗だけでしょうか?

そんな事ありませんよね、どこも同じです。

エリア内に激震が走ったあと、自店舗の存続が危うくなるほどの

シェア減少を被りました。

何を変えても、どんな手立ても効果はありません…

これも自店舗だけの苦悩ではないのです。

落ち着いてマーケットのデータを良く見て考えてみます。

客数シェアでは、常に地域で一番弱い当店で、

今はなおさらと言う感じではありますが、果たして

既存の競合店も正常な稼働率を保てているだろうか?

 

450台のあの店は夜8時に客数が80人て

大丈夫なのだろうか?

 

もしかしたら、次に潰れるお店は自店ではなく、

あの店なんじゃないだろうか?

 

あそこがなくなってくれれば、幾分客足がこちらに向くはずだから、

そこから10人でもウチに来てくれれば、大分助かるのだが!

 

これの為に頑張るのは、決して無駄な努力ではありません。

諦めたらそこで終わりなのですから。

 


エリアにおける

低貸しコーナーの供給が充分になると

自店の特化した存在価値が揺らぎます。

 

大型店舗に1ぱちコーナーが120台で展開していれば、自店舗の120台は

他の遊び方が出来ない、融通の効かない店の120台

という性質に変わります。

 

スロットフロアの120台を全台ジャグラーにして、

3レートで100台 10台 10台 で展開したとします

ジャグラーを3桁で保有しているお店は他になく、

特に競合店の店休日に、うまく月の利益を作れるほどの

稼働を見せるかもしれませんが、

他店がしっかりとジャグラーの台数で

エリアの需要を満たしている場合、

 

別に何も特化していない。

差別化できていない、という状態が変わりません。

 

自店舗の120を適切なレートでシェアして、

稼働に対して正常な機種構成であった方が

良い結果がでるかもしれなかったのです。

 

あと2~3年は持ちそうだと思えるなら、

今から仕込んでおける差別化の仕掛けもあるにはあります。

 


潰れてしまったあの店は、

稼働しないスロットフロアを閉鎖してしまった時に

この結果が決まっていたのでしょう。

 

たとえどんな稼働でも、

台数シェア = 客数シェア

の式は適用されているのです。


お昼を過ぎるまで稼働ゼロと言われていたスロットフロアは設置台数100台。

はじめは20スロが半分。5スロと10スロを導入して様子見していたが、

あまり効果はなかったようだ。

 

全台ジャグラーにしてしまえば、以後新台入れ替え無しで

平日稼働でも15%は取れる。充分黒字になるはずだが?

と、当時は他人事なのを良いことに雑なプランを勝手に考えてやったりもしました。

 

3フロアある内の1フロアを全台1ぱちにリニューアルしたのは、

当時では英断で、144台は初日にフル稼働した。

 

すると、逆に4円と2円パチンコのフロアは、

前以上に寒々しくひと気を失ったのは予期せぬ副作用だったようだ。

 

この店はレートと換金率に意識が向きすぎるみたいで、

しょっちゅうイジっては、認知と浸透に無駄な時間を使っていたように思う。

手間のかかる店だ とお客様は閉口したことだろう。

 

であるならば、4円と2円のフロアは、

レートを統一して甘デジ専門のフロアにしてみたら?半分は海物語で。

とまた雑なアイデアが私の頭をよぎる…

これらは全て特化型の奇策に過ぎない。

 

1年後に800台の大型店がエリアに参入する。

パチンコフロアは1ぱちだけで120台。

既存の店舗も1ぱちと5スロを増設し対抗。

あっと言う間に280台の当該店の稼働の主軸である1ぱちフロアは閑散とした。

このタイミングで例の昼まで稼働ゼロのスロットフロアを閉鎖している。

4円パチンコは望みを捨てて、レートは1ぱちのみになった。

既に最新台の入れ替えはなくなっていた…

 

半年後に2スロコーナーを新設。

しかし1ぱちで稼働15人の粗利益では、電気代さえ支払えなかった事だろう。

店舗の体裁も何もなかった…

 

(暇だから)いつも感じの良いスタッフばかりで、

古株のひとりが変わらぬ笑顔で

今までお世話になりました

と私に挨拶をしにきたのは その1年後だった。

 

 

 


当店の230台あるパチンコフロアを半分にすると、

ちょうどあの店のパチンコフロアと広さ台数にして変わらない面積が作れる。

この台数を

4円、1円、0.5円の3レートでシェアして

機能的 適切な機種構成を考えてみると…

 

 

これが意外にしっくり来る事に

今日初めて気付いた。

 

甘デジ専門も(海専門もジャグラー専門も)要らない。

面積、あるいは稼働数に対して

正常な機種と台数を配分してやれば良いだけだったのだ。

 

 

ホールに立って、イメージしてみると

お客様が座っている様子が見えてくるようだった。

 

スペースの関係上、割と似通ったニーズ、重複した用途を

各レートにそれぞれ用意することはせず、

ひとつのコーナー、1台に二役担って貰う事で、

逆にスッキリとした島図になりました。

特に0.5円のコーナーは面白みのある、

ウケ狙いのラインナップになったのが個人的に満足。

 

 


さて、以上を踏まえると

低貸し専門店で稼働5割が取れない場合、エリアの遊技人口に対する

供給台数が充分である事が考えられます。

これは、成長する未来が閉ざされた状態と言えます。

 

大型店から低貸しユーザーを引っ張る為には、

4円20円で同等の台数を持っていなくては、自店舗の

利便性の低さは解消出来ていないので無理です。

そしてその事自体が不可能です。

であるならば、今度は...

 

 

この章のつづき

弱小店舗に新たな英断を促す、締めくくりの言葉と

なっています。

追加の設備投資は要りません、コツは「何もしない事」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白いジャグラー 知ってますか?

 

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アイムジャグラーsp 8 のホワイトパネルのこと。

 

「ジャグラーが白い」

他に打つ理由など要らない...

 

 

 

中古機販売サイトでは

価格 29,400円で在庫切れでした。

ちょっと遅かったか...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虚無ある限りパチンコ店はなくならない。

 

私の奥さんが昔言った言葉が忘れられない。

 

いつも昼休みに近くのパチンコ屋さんの前を通るんだけど、

狭い裏道に自動販売機コーナーがあって、

必ず何人かがそこで煙草を吸ってるのをみるのね。

 

あの何て言うの?

全員冷め抜けした顔は何?

 

(うすらぼーっとして、人生にも社会にも何も期待していない半眼で虚空を見つめている表情のこと)上手いこと言うなあ。

 

 

こんなはずじゃなかった結婚生活と女性としての人生。

 

夢もなく恋愛とセックスに食傷した若者の、

やり甲斐もない仕事の合間に見つけた新しい刺激。

 

て言えば何となく私の年でも分かるものですが、

さすがに年金生活を孤独にパチンコで費やすご年配の心境は、

分かった気にはなれません。

 

しかしこれ程

外出して孤独に時間を消費する行動の受け皿となるものが、

商業施設の形で、日本人には需要があるわけです。

 

これが、パチンコがカジノとは違う点です。

 

 

 

 


ねえ、おたくの定期預金はいつ満期になって返ってくるの?

利息はいらないからさあ。せめて幾らか返してよ

 

いやぁ…運用はしてないんで

ぶっちゃけ保障なしの掛け捨てみたいなもんです。

 

それじゃ詐欺じゃないさ

 

本当ですね、てへっ

 

あたしが死んだら棺桶に玉入れといてよ

 

店の刻印が入った銀玉をですか?

 

そうだよ刻印だよ
あ、でもあの世行ってまでパチンコやりたかないか。

 

その一発が10万個になるかも知れませんよw

 

ふざけんじゃないわよ
葬式の花に店の名前書いてコッチによこしなよ!

 

是非そうさせていただきます。


と今日も常連客と軽口を叩く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ささみさん@がんばらない は稼働してますでしょうか?

 

ささみさん@がんばらない
は稼働してますでしょうか?


これは店舗に萌えスロコーナーが意図的に用意されているか?
を問うています。

萌えスロかよ、俺はオタクは好かないが。

と言い切ってカッコがつく店主も沢山いるでしょうね。

しかし、ニーズを無視しているのは確実です。

 

魔法少女まどかマギカ
戦国乙女
戦国コレクション
活きが良いのは今はこのシリーズでしょうか。

 

多分なんですけど、全部設置してはいるが、これを意図的にくっつけてひと島にしてるお店って少ないはずです。

 

萌え島が無い。

 

あるだけで属性をアピールしてしまうので
店のキャラ的な問題で態度を決めづらいでしょうね。但し、やったらオタスロ好きに気に入られます。これは若い男子に限らず、女性客も含まれているところが面白い素材なんですよね。

 

上記3機種に、アレとアレとアレとアレをまとめて置けば萌え島の完成です。

お客様に訊ねれば簡単に分かるこの答えも

運営する店主には時間がかかる問題だったりするのは

ここにユーザーとの意識のギャップが溝を作っているからです。

 

 

5スロに萌えコーナーを作ってもしっくりきます。
正常な使い方をすれば、それは20円にあっても、5円にあっても結果は同じです。
今回はここが謎かけ部分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラブ嬢は複数台のコーナーになっていますか?

 

ラブ嬢は複数台のコーナーになっていますか?

横並びで2台でもいいんですが…

 

根強い人気台。

オラオラしてるお兄さんが打つ姿を見ると、そのまんまかと突っ込みたくなる。

遊ばせる必要はないが

店の機種構成には必要な素材。

 

何故ラブ嬢。

 

これは今で言うと

ミリオンゴッドで負けた後にやる台を作ってあげる

と言う目的があります。

 

アナザーゴッドハーデスはスピンオフ扱いもされず、

新作登場までモリモリと元気に稼働してくれました。

最大の魅力、GOD揃いの抽選に設定差がなく、勝負は一発の引き次第、と言う所が山っ気のあるスロッターに息の長い支持を受けています。

そして待望のゴッド登場。

スロットの市場は一時的な過熱状態ではあるのですが、当然負けます。

その後にフラフラとフロアを徘徊し、やる台が無ければ店を移動してしまいますよね。

まだ軍資金はあるのに、この後

スロ友がゴッド打ちにメールをくれるかも知れません。

友達が来た頃に出ていた台が空く事もあります。

こう言った機会損失を拾いたいところです。

 

少しストーリー性に偏った膨らませ方ですが、

商売の線引きにストーリー性って大事な要素らしいですよ。

 

さて、彼はゴッドで大分ヤられて不安定な精神状態です。

時間はまだある。

向かいの店でゴッドを探すか?

慣れてるラブ嬢が今日出ている。

まあ、こんな感じです。

 

ふと目に入るものが、予定まで変えてしまう。

人は見た物を欲しがる。

目が欲しがる。

と言う行動の心理です。

そこにある。

手を伸ばして届くところにある。

と言うのが最も重要なエッセンスになります。

あれば良いだけなので、投資して用意する手間は不要なはずのものだったのですが。

ラブ嬢、捨てちゃいましたか?

 

ゴッド→ラブ嬢

だけが行動線ではありませんよね。

 

例えば

ひぐらしの鳴く頃に

モンスターハンター月下雷鳴

サクラ対戦3(はさすがにもうないか...)

 

好きなアニメのスロット

萌えスロ

 

新鬼武者
AKB48
天下布武
北斗の拳 世紀末救世主伝説

一騎当千や戦国乙女の甘デジ

という逃げ方もありますね。

 

むしろ、こう言った打ちやすい台

慣れ親しんだ台がホール内での行動の基礎で、

合わせると最新台よりも打ち込みがあるのかも知れません。

 

ですから逆のパターンも当然存在します。

ジャグラーのカニ歩きで上手く行かず、

散々な目に遭ったところにハマりのゴッドが空いていた、とか。

 

負けた時に打つ受け皿となる台を残せているか?

これは、オススメというより

皆さんで考えて探っていきたいものです。

 

ただこれは意図して残した台なので

使い方にも意図が必要なのですが、

店のコンセプトの中の小さな用途の一部に過ぎません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各台計数システムを導入する理由

 

各台計数システムを導入する理由

 

それは、そうするのが当たり前だからです。

 

パチンココーナーにおいて

稼働台数に対して適切なスタッフ数

というものがあります。

 

 

稼働30台に対して店員1人。

90人対3人

これは結構シャキシャキ動いている状態です。

割数が高くなると手一杯になり雑さが目立つようになります。

 

 

稼働40台に対して店員1人。

120人対3人

まず、接客などできません。

終日営業すれば必ず一度はミス、事故、怪我、盗難紛失が起こる人員配置。

クリーンネスを外注していない場合、店内の全てが

ロクに清掃されておらず、蜘蛛の巣、虫の死骸、物に隠れてタバコの吸殻が

数日放置、営業時間中は劣悪な遊戯環境である事が多い。

 

 

稼働25人に対して店員1人。

75人対3人

全ての動作が丁寧になり

ゴト、置き引きなどの防犯にも意識が向き、ホールを健全に管理出来る状態。

お客様のシグナルを受信対応する精度も高くなり、

逆に手隙きを狙われつまらない用事を申し付けられる回数も増える。

 

若いホール班長や社員はこれがむず痒くて、

(入り口挨拶で適度な労働力を配分できるのに、それをせず)

掃除を命令する。

アルバイトスタッフがおしゃべりやおふざけを始めるからです。

 

 

これらは、各台計数システムが無いお店の目安です。

では同店の同フロアに150人が遊戯された場合スタッフは何人か?

各台計数システムのお店なら、極端な話、別に何人来てもスタッフはひとりです。

正確には 1人にしておける時間が任意で作れる。 です。

割数とホールの状況にスタッフの数があまり影響を受けないからです。

 

 


パチンコフロアの内、低貸しの100台を各台計数システムにすると

費用は2000万円。

しかし、このエリアが6割稼働しているのが条件ですが、

スタッフは昼と夜で2名ずつ減らせます。

 

1日40,000円貯金できます。

 

個人的には、各台計数システムを導入するコーナーと

玉積み実施のコーナーを使い分けることをひとつとして、

もうひとつ、スタッフの時給を下げることを並行するやり方を思い付きます。

 

 

 

パーソナルが、嫌い、使い方が分からないからやらない。

というレスポンスは大部分が、時間が解決する問題でもあります。

体感では大型連休を2度、3度と経験する内に理解を得て、

はじめ期待していた浸透は達成できる、という手応えでした。


友達がやっているものを自分ができない、という不具合は

努力的に改善する意欲が生まれるものです。

自宅でPCを扱い、ネットサーフィンする訳でもないのに、

スマホの普及率が急激に上がった理由はこれだと思います。

 

 


パチンコはのめり込むと、あっという間にお金がなくなっちゃう怖いもの。

という認識が普通です。

これにメスを入れられる時代になりました。

 

パチンコはお小遣いの範囲で気軽に好きなだけ遊べる時間潰し。

に変える事ができますし、もうそうせざるを得ないよう

ユーザーが業界に背を向ける形で市場の変化を経験できたわけです。

 

 

一箱千円にもならない50銭のパチンコに、今まで通りの経費はかけられません。

 


新台は初日が満席、週明けにはガラガラ。

これも変える事が出来ます。

単に供給過多だっただけです。

入れ替え費用が、店舗の経営を逼迫している状況が当たり前で慣らされてきた。

これにメスを入れます。

丼勘定で全体で儲かっているか、寂しいか。

という手抜き怠けをそのままにしていると、結果

利益を出せているかどうかも分からずに

新台を使い捨て下取りに出してうやむやになっている、

というのが潰れるお店の習性だったのですが、

じゃあ効果的な対策を講じるところまではいかない、

お店のステージを上げ、競争力を身につけるメソッドが無い、

というのが近年の傾向です。

 

 

新台の導入数を控えると、一瞬でおびただしい数の

機会損失が生まれ、それを指を咥えて見過ごさなくてはいけません。

しかし、それは山の裾野部分に当たるライトユーザーの

一時的な入金がほとんどです。

その累積が大きいおかげで、外観内装のイメージと大量導入、

大量撤去の一時的な煽りの連続

で流れていくお金の中から店舗のその他経費を吸い出せたのですが、

それに乗っかれば全員が

(出店した全店舗が)

恩恵に与かれるかは別の話でした。

 

 

ところで彼らは新台で数千円遣ったら満足して帰るのでしょうか?

他の台でも同じだけ遣ってトータルで今月の負け、

もう今月パチンコ控えよう

という答えにたどり着きます。

 

弱小店舗はこのパイが拾えないので苦戦します。

しかし、見た目は地域一番店といえど、自覚も無くこの入金を大いに期待し

多さで勝負し続けるお店は、悪ノリ状態でこれが加速し、

いつしか自店舗のポテンシャル以上の導入が

当たり前になっている様子がうかがえます。

悪い意味での線引きを常に探ってる感じです。

しかし勝負する方法がこれしか持ってない場合、

競合店の参入

(これは自店舗の直近エリアに限らず、商圏の外周付近に複数出店された場合でも同じです)

によってパイを取られると、もっとエスカレートして

派手にアピールするが失敗に終わり、

急に苦しい戦いに反転します。

それでも過激なアピールを止める事が出来ないからです。

 

 

箱が大きければ、稼働率に関わらず稼働数は取れる。

結果客数シェアを奪い、

小さなお店は更に資金繰りが出来なくなる、

入れ替えは中古になり、低貸しのエリアが広がり、

人気台の導入数で常に大きく差をつけられる、

お店の魅力がなくなり、

強者は強く、弱者は更に弱く…

は運良く、自店舗の都合に合う形で出店できたエリアの、

都合良い状態が続く限りではモリモリ稼いでバリバリ貯金できる考え方です。

 

以外に上手く行かなかった!

 

というエリアの出店で出来た借金で相殺するかたちになります。

ダイナ︎○とかがそうなんですかね?

儲かって笑ってるのはメーカーとサプライを販売する周辺の事業でしょうか。

 

 

台数シェア イコール 客数シェア

の認識を

短期的でかつ、その機種だけである

と条件付きで眺めてみると

 

長期的視座ではどうか?

他の機種ではどうか?

稼働台数ではなく稼働率ではどうか?

同じ質問をお店全体で見てみたらどうか?

 

と様々な切り口が生まれます。

 

 

 

最新台はしばらく待たなくちゃ打てない(空きが出ない)もの

という理解を得られている状態は

お店のブランディングが衝動を上回っている状態です。

 

もちろんこれが嫌いな客層は多いです。

でも大半でしょうか?

本当にそうなんですかね。

 

 

ユーザーがお店に抱くイメージを決定し、

個々には性質がバラバラで

Aさんが言う事とBさんが言う事は時に真逆であっても

それが集まり

ふわーっと エリアにおける自店舗の相場がある日急激に

残酷な形で客足の流れを作ります。

 

しかしこれは答えではありません。

 

そして、イメージというのは

店が新しくて、新台が最速最多で導入され、

プロっぽい店内というのになんとなく安心感を得て、

パチンコ打つならこの店だよな、

と安易に決めるパッと見の心理もありますが

 

 

この消耗戦にやぶれた店舗は新たな生き残りの手段を考えなくてはいけません。

 

 

同じユーザーの別の行動を拾う。

同じパイの数で違う導線をひいてあげれば、その分の利益が生まれる。

 

差別化は真似されたら差別化できません。

それは消耗戦の一部だったのかもしれませんね。

 

差別化の為の差別化と言ったらメタ的な言い回しが出来てカッコイイ

のですが、真似できない発想だから差別化できる訳ですよね。

 

より良い価値を提供する事で差別化する。

特化した価値を提供する事で差別化する。

ではなく

 

そのどちらでもなく優れた価値を見つける。

と言うとブルーオーシャンの幻想みたいになりますが、

メタ差別を説明すると、やっぱりこうなります。

 

パチンコ業界は特に

非常識を止め、適切である事が差別化の要素

になりつつあるように見えます。

 

 

相場のイメージに対抗するやり方による対極的なイメージ作りもあります。

親しみの個人的な差異、

小さな性質を丁寧に拾っていく作業でこれを作ります。

簡単に言うと質素節約で作れる、アイデア次第で勝ち取れるものたちです。

 

 

俺は古い台が好きだ、特にドットやセグはアレパチのイメージで

連荘すると気持ちが良い。

(実際はガロの方が激しい、でも4円のマックスはお金が続かないので

毎日遊ぶ事が出来ないという矛盾した感覚とモチベーション)

というニーズをライトスペックで拾える機種をメーカーが作ってくれたのに、

調整を煮詰めることもせず、なんでサッサと捨てちゃうんですかね?

 

 

お友達と一緒に時間を潰したい。

(海のおばちゃんの事です、この島はパーソナルが不向きかもしれません)

 

 

2スロもあるからノリ打ちしやすい。

 

 

ムカつく店員がいない。

客同士ケンカした事のある奴が向こうの店で打ってる。

 

 

5スロに最新台がある。

 

 

店員が構ってくれる。(独居老人にこれは本当に効きます)

 

 

などなど。

 

 

1ぱちユーザーは4円の新台は打ちません。

でも連れ打ちする仲間が打つかも知れませんよね?

これは「お客様ひとりは稼働1ではない」という表題で

記事を書こうと思っていた内容の一部です。

 


5スロのART小僧でも、夜10時以降は急に

20円のジャグラーをぶん回し始める

という行動も良く見られます。

 


出玉や設備、備品以外の面で

お客様のニーズを丁寧に拾っていった結果の「新台の稼働」

という、いわば逆方向から見た評価も切り口のひとつですが、

本来こうだったかも

と言われればハッとする人もいるのでは?

 

 

 

 


大量導入大量撤去はスタッフ募集で行うと面白いかもしれません。

 

パチンコ店のアルバイト従業員は入れ替わりが激しいですよね。

資格やキャリアで出来る業種ではありませんし、ハイエンドな技術を

もとめられていません。

営業成績で目に見える形で評価を受ける場面が極小である。

 

これは人間関係の好き嫌いが職場を続けるモチベーションの

重要な割合を占めている事を意味します。

 

良くて半年。長くて3年。それ以上はイタいキャラクター。

 

主任班長とて特別な能力があってそのポジションにいる訳でもなく、

不勉強で努力もしてこなかった自分を受け入れてくれた環境と

認められた喜びで盲目的に愛社意識を抱き、

後輩が同じポジションに並ぶ事を嫌う少しの努力で

他者を排斥し続けている期間が、

いつの間にか潰しの効かない自分になっちゃった、

という絵に過ぎません。

 

実際彼らが取り扱っているものも、取り説読めば誰だって

脱着・交換ができる代物ばかりです。

口頭で説明しただけで誰でも理解でき

事故もなく作動・停止できる設備の長ですから。

 

 

今回見るべきポイントは

 

良くて半年、長くて3年

ここに該当する、普通の感覚の人

 

普通だが、無資格不勉強な遊びたい盛りの

フリーターの時給をガッツリ抑えて

結果ホールを回ってるスタッフのほとんどが、

クリーンスタッフも含め

時給1000円以下だ

という絵にする。

 

各台計数システムとこの塩梅で、

何が達成できるかと言うと、人件費削減と言うよりも

 

業務が目的としているものを正しく作り出す精度が高まる。

 

です。


良くて半年勤めてくれるスタッフの、

半年の内3か月を時給1000円で働いてもらう感じです。

3か月でだいぶ入れ替わる顔ぶれは常に1000円ですので、

 

大量導入で煽り→飽きられた頃に大量撤去下取りの連続で

余剰ができる経費の構造に似ています。

 


人が集まれば、誰が気に食わないとか

誰の言うことは絶対とか

必ず起こる事です。

 

発言力の強い者が勝ち、弱者は居場所を失い去っていくのは当たり前です。

順応する力があり、恐ろしく本質を蔑ろにするいい加減な人間もいます。

 

いじめは許さない

みんな仲良く

身嗜みは綺麗に

時間を守る

努力と勉強を怠らない

 

て学校じゃないんだから

企業はこれを利益に換算するのが正しい態度だと思います。

 

 

仕事の本質は努力的に継続しなければ得られないパフォーマンス

のことかもしれません。

だから、これができたから昇給、ではなく

日頃これが出来てないから減給

と言う減点方式になります。

 


努力的に継続すると言うのは

意識の変化が必要ですよね。

 

店内のクリーンネスに努力的な人は、清掃スタッフになれば良いです。

 

玉やメダルの流し間違えがないよう努力的な人は

(店内が煩雑な設備配置である事が原因なのですが)

それは今は機械がやってくれる事なので、

それこそ各台計数システムの導入で不要なスタッフに降格します。

 

 

何を努力的に行っているかの方向も大切だったのですが、

それは業務の本質を店が理解しているかで大分改善されます。

順応性の高い人間は、会社がコンセプトをしっかり決めるだけで、

それに対して順応しますので。

 

 

清掃はシニア雇用。

箱積み、玉流しは機械が。

では店員は何をすれば良いの?

 

の答えが本質で

あれもこれもやらせ過ぎたせいで

見え辛かったものが、業務を整理することで分かりやすく

浮き彫りになった形になります。

 


店の不備不具合、業務の優先順位のアベコベ、

店員の意識の低さではなく店の意識の低さ

これらのシワ寄せは

エンドユーザーに押し付ける形で最終的な出口を見出します。

 

迷惑は上から下へ水のように流れて最後は何故かお客持ち

 

という皮肉な絵図が、過去の未熟な社会を支えてきました。

 

 

ところで店が高い到達点を目指していなくても、

各台計数システムを導入すれば、雑に扱われる機会自体が減るので、

サイレントクレームのボリュームも減るかも知れませんね。

寂しい話ですが

でも高い意識を持った店員は

育てるのではなく、勝手に育つもので、その割合は低く

居ても1店舗にひとりでしょう。

そんな事ないか、環境次第かな。

 

 

 

 

スロットコーナーの各台計数システム導入は当分見送ります。

不正防止のため出玉の追跡を徹底する目的がほとんどで

スロットエリアの仕事の大半がメダル補給です。

台移動自由の店内ルールで、コインサンドの補給と計数は

大分軽減されるので

もうすでに人件費削減が試みられている分野と言えます。

やるなら自動補給の大工事を先にする羽目になりますが、やれば完成です。