パチンコ系の経営コンサルタントって優秀?

目指せ4円パチンコの稼働アップ! ウチコミ10%増へ次のステップは? なんてこといつか言えたら良いけど..ホールとデータ、両方見るのが近道です。

休日の稼働は平日の3割増

 

 

本日2本目のエントリー。

急にヤル気が...

と言ってもこのブログでは

稼働アップの為の肝の部分

明記していません。

伏せ字多いですし...

 

 

今回は、ごく普通の当たり前のこと

当たり前すぎる事だけど

誤解してない?

というものを書いていきます。

 

ではいきます、まず

 

「日曜日は引きが早い」

これは

「みんな早く帰って明日からの仕事に備えてる」

と認識しているかた。

それ、ぼんやりしすぎじゃないですか?

もっとピリッと考えましょう。

何故?

常に頭の中にこれを。

 

実際、パチンコが日課になってる人の

来店時間、退店時間、遊戯時間の傾向に

週末は大きな影響を与えてはいません。

みんないつものようにパチンコを打って

気が済んだらいつものように帰ります。

 

ま、これは嘘なんだが

もう少しお付き合い下さい。

週の真ん中と、金曜日と、日曜日で

確かにユーザーの遊戯時間に変化はあるのだが

自店舗の滞在時間が増える、減ると

単純に認識するのは誤解である。

 

日曜日はサザエさんが観たいから

早く帰ろう、とパチンコを切り上げるのではなく

日曜日の夕方から「パチンコ行こうか!」

と思う人がほとんどいないだけ。

遊戯に予定としての需要がない。

 

なので、早く帰るのではなく

いつものように帰ったあと

次に来る人がいないだけ。

 

これを認識できると

夕方までの稼働の内容が

極めて重要であることに気付けます。

 

 

 

 

 

 

「平日ダメでも休日(連休)に期待して..」

これは

「平日ダメなお店は休日(連休)もダメである」

と言えます。

立地の要素がかなり影響する内容なので

誤謬はありますが。

 

 

 

脱線しますと

この「立地の要素」とは

「駅前」と「郊外」の違いを言っています。

傾向に過ぎないんですが、

駅前店は「平日いつもの人の流れ」というのを

特に大型連休中は拾うことが出来ないので

思ったほど稼働増を期待できなかったりします。

これも「オフィス街・繁華街の駅」と

「ベッドタウンの最寄り駅」では別だったりしますので

ひとつの地域の稼働の傾向が全国どこでも通用する訳ではない

という程度のお話です。

 

さらに脱線すると

大きなマンションが立ち並ぶ地域の一角に出店しても

意外に稼働が低かったりするのは

それが「ファミリー向けの3LDK(4LDK)マンション」

だったりすると。

パチンコ市場を支えるメインである

「年金受給者」と「独身男性」に疎遠な地域

ということで

見事に大ハズレを引いてしまっているお店が

ぽこぽこコケていますよね。

育児世代で勤勉なサラリーマンは

パチンコなんて打たないんですよ!

(そんなお金無い)

狙うなら大型の公団付近にしましょう。

コーダンなら工業団地でもいいですよ!(洒落たつもりです)

ちゃんと下調べしましょう、考えたこともなかったですか?

 

 

戻ります。

 

 

仮に

総数400台のお店が2店舗ありました。

 

A店は平日6割の優良店

240人 

これが休日になると3割増になるので

312人 稼働率は78%

 

B店は平日2割の閑散店

80人

これが休日になると3割増になるので

104人 稼働率は26%

 

A店の稼働率は18%アップしましたが

B店の稼働率は6%しか上がっていません。

 

B店これでは休日の恩恵を実感することは出来ませんよね。

ここまで酷いと

「週末だから釘を閉める」というセオリーも

狙いの根本が崩壊しているので

(空き台ばかりなので、無理してでも空席になったその台に

座らざるを得ない状況が発生しない)

週末に営業釘に調整し直す手間が無駄

と言えます。

 

 

 

「平日ダメなら休日も」というのは、

正しく言うと

「平日の夜の時間帯の稼働が、休日の夕方までの稼働を作ります」

です。

お分かりですね。

仕事帰りに来店されるお客様が

昼に来て夕方帰るという行動に変わっているだけなんです。

 

仕事帰りにひと勝負打ちにくる(主に男性の)社会人に

如何にアピールしていくかが

連休の回収能力になる、という事です。

(だから、さっき言った「早く帰る」というのは

無職や専業主婦には当てはまらず、社会人男性には

当てはまる行動になります。

休日の稼働は「終日パチンコの人のいつもの稼働」プラス

「仕事帰りの社会人が変則で昼から来て、夕に帰る稼働」で

出来上がっています。)

 

だから平日(毎日ご来店される訳ではないが)この客層に

充分にアピール出来ていないと

休日(連休中)も稼働を期待できないのです。

ではアピールの仕方は?

答えは意外に「平日出す」ではありません。

これはまた別の機会に。